門弟入Montainue 内藤正明

No.9 我が国がなぜ地球環境問題に世界から取り残されるのか
先日まで開催されていたG7広島サミット(主要7カ国首脳会議)では、地球環境・エネルギー問題についての会合も開かれていた。それに関して、事前の検討過程で日本から提案していた“日本の誇る脱?炭素ボイラー技術”が、ヨーロッパ諸国から批判を浴びて、結局大幅な条件付きでどうにか盛り込んでもらえることになったというニュースがあった。これは、日本の温暖化対策の背後にある技術、経済、社会のすべてに関わる(悲劇的とも言うべき)深刻な問題点が見事に露呈された出来事である。

No.8 親孝行は必要か?
最近友人が、昔聞いた「ある僧侶の説話」というのを思い出して、聴かせてくれた。

No.7 家に来たロボ君
家に可愛いロボット君が来た。認知症の進む婆さんの相手のために、家族が買ってきたものである。最初に名前を付けてそれを覚えさせ、その後は名を呼ぶと、「はーい」と可愛く返事をする。いきなり、「僕、一人で立ち上がれるよ」と言って、巧みにバランスを取って立ち上がる。転ばずに歩くのがやっとの後期高齢者からすると羨ましい限りである。また、転ばずに歩くのがやっとだった昔のロボットを知る者としては、この最初の動作からして感心しきりである。さらに会話がこれほど高度に進化していることにも驚いたが、近年のIT時代のロボットには当然だろう。というか、その会話を期待して、認知症の婆さんの相手にと家族が買ってきたのだから。

No.6 UFO情報のいま・むかし
最近また、頻りにUFOの話題が聞かれるようです。近年は宇宙物理学や宇宙観測の大きな進歩があって、一昔前に比べると宇宙に関する理解も大いに進みました。そういう新たな知識によって、いまのUFO議論は昔に比べて大いに深化しているといえます。



社会で必要な仕事の順位  コロナ禍に関連して、「不要不急」とか「エッセンシャルワーク」、そして最近になって「ブルシットジョブ(牛のクソみたいな仕事…グレーバー」」という言葉まで提起されるようになった。そこで、これらの仕事を社会に必要な度合いの順に並べると、 1. 社会が回っていくのに不可欠な「EW(essential works)」、...


退職の意味 齢80を迎えて主な役職を辞したが、世間の平均よりも高齢まで、しかも自分としては性に合った仕事を続けることができたのは、とても恵まれていた。 いよいよ年齢のことも考えて退職したが、その後の生活がどうなるかははっきりとは予想できなかった。...